更新履歴

2024-03-25
KATE2020 を version 5.0 へアップデートしました。

  1. ユーザインタフェースの改良
    • SMILES 入力インターフェースを整理しました。
    • 複数予測結果画面の表について若干の修正を行ないました。 結果をタブ区切りテキストで取得出来る様にしました。
    • QSAR クラス情報詳細表示画面でのクラス分類定義表を刷新しました。
    • 構造クラス一覧、部分構造一覧、及び QSAR クラス一覧のページを作成しました。 データをタブ区切りテキストで取得出来る様にしました。
  2. 藻類に関する生態影響試験結果の見直し
    • いくつかの物質の藻類の毒性値(急性および慢性)を最新のテストガイドラインに基づいて再計算しました。
    • トレーニングセット(QSARクラスの回帰式の構築に使用される物質)の一部をサポートケミカル(回帰式の構築に使用されない物質)に変更しました。
  3. トレーニングセットデータの追加
    • 2022年度に生態影響試験が実施された脂肪族一級アミン2物質およびエポキシド1物質をトレーニングセットデータに追加しました。
  4. QSAR モデルの更新
    • 生態影響試験結果の見直し結果およびトレーニングセットデータの追加を反映し、いくつかの QSAR クラスの回帰式の再計算を行いました。

2024-03-25
KATE2020 操作マニュアルをKATE2020 ver. 5.0向けにアップデートしました。
KATE2020 技術文書をKATE2020 ver. 5.0向けにアップデートしました。

2024-03-01
KATE2011 のインターネット版の公開を停止しました。

2023-08-04
KATE2020 を version 4.1 へアップデートしました。

  1. 表示上の不具合を修正しました。

2023-03-30
KATE2020 を version 4.0 へアップデートしました。

  1. ユーザインタフェースの改良
    • ログイン方法をユーザIDとパスワードを用いない方法に変更しました。よくある質問 のQ1.「構造式情報(SMILES)の機密性は保持されますか?」もご参照ください。
  2. 魚類急性に関する生態影響試験結果の見直し
    • いくつかの物質の魚類急性毒性値を最新のテストガイドラインに基づいて再計算しました。
    • トレーニングセット(QSARクラスの回帰式の構築に使用される物質)の一部の物質をサポートケミカル(回帰式の構築に使用されない物質)に変更しました。
  3. トレーニングセットデータの追加
    • 2021年度に生態影響試験が実施されたチオール2物質およびイミド1物質をトレーニングセットに追加しました。
  4. QSAR モデルの更新
    • 生態影響試験結果の見直し結果およびトレーニングセットデータの追加を反映し、いくつかの QSAR クラスの回帰式の再計算を行いました。
  5. QSAR クラス名の修正
    • QSAR クラス名の精査を行い、いくつかの QSAR クラス名を修正しました。詳細は こちら を参照ください。

2023-03-30
KATE2020 操作マニュアルをKATE2020 ver. 4.0向けにアップデートしました。
KATE2020 技術文書をKATE2020 ver. 4.0向けにアップデートしました。

2022-03-30
KATE2020 を version 3.0 へアップデートしました。

  1. 甲殻類急性に関する生態影響試験結果の見直し
    • いくつかの物質の甲殻類急性毒性値を最新のテストガイドラインに基づいて再計算しました。
    • 一部のトレーニングセットをサポートケミカル(QSAR クラスの回帰式の構築には使用されない物質)に変更しました。
  2. 甲殻類急性に関する QSAR モデルの更新
    • 生態影響試験結果の見直し結果に基づき、甲殻類急性に関するいくつかの QSAR クラスの回帰式の再計算を行いました。
  3. QSAR クラス名の改良
    • QSAR クラス名の精査を行い、いくつかの QSAR クラス名を修正しました。詳細は こちら を参照ください。

2022-03-30
KATE2020 技術文書(第 0.99 版)を公開しました。

2021-01-28
KATE2020 を version 2.0 へアップデートしました。

  1. QSAR モデルの更新
    • デフォルトで予測結果画面に表示する QSAR クラスの基準のうち Q2≧0.6 を Q2≧0.5 に変更しました。
    • 毒性値を修正したことにより、藻類慢性の QSAR クラス「CNOS_X basic aromatic n unreactive」の QSAR 式を変更しました。
  2. 表示・操作方法の改良
    • 部分構造に対する構造判定結果を追加しました。
    • 印刷フォーマット表示を追加しました。
    • 複数化学物質予測でエラーがあった場合に途中で止まる問題を修正しました。
    • その他、表示に関する修正を行いました。
  3. 構造クラス名の改良
    • 不適切な CN_X 等の接頭辞を削除もしくは追加しました。
    • スペルミスを修正しました。
    • 不要な表記を削除しました。
    • 接頭辞の表記を統一しました。
    • Reactive/Unreactive の表記ミスを修正しました。
    • 予測毒性タイプを修正しました。

2021-01-28
KATE on NET (2011) の構造式画像の出力を Daylight 社のツールから CDK を利用する方法に変更しました。

2020-04-30
KATE2020 を version 1.1 へアップデートしました。

    • 予測毒性値(>0)が 10^6 以上もしくは 10^-5[mg/L] 未満の場合は指数表記(例:2.3e-7)で表示するように変更しました。
    • 予測毒性値を有効数字 2 桁で表示するように変更しました。
    • 化学物質入力の際に、正しい情報を入れたときにもエラーになる場合がある問題を修正しました。
    • その他、表示に関する軽微な修正を行いました。

2020-03-19
KATE2020 マニュアル(第 2.0 版)を公開しました。

  1. KATE2020(version 1.0)に対応しました(KATE2017 マニュアルからの更新のため、第 2.0 版としました)。

2020-02-03
KATE2020 version 1.0 を公開しました。 KATE2017 からの主な変更点は以下の通りです。

  1. QSAR モデルの更新
    • 参照物質の記述子 log P の推定方法を ClogP から KOWWIN™ に変更しました。 変更に伴い一部の QSAR モデルが変更されました。
    • 予測対象物質の log P 値として使用するための優先順位をユーザ入力値、 KOWWIN™ 実測値、 KOWWIN™ 推定値から、ユーザ入力値、 KOWWIN™ 推定値に変更しました。
    • log P>6.0 である物質は全て QSAR 式計算から除外しました。
    • 参照物質と QSAR クラスの追加・削除を行いました。
    • QSAR 式の計算には使われない物質(Support Chemicals:log P>6.0 のデータ、不等号付きデータ、外れ値)を 参考情報として表示するようにしました。
  2. 表示・操作方法の改良
    • QSAR クラスに含まれる参照物質および Support Chemicals のデータ一覧を追加しました。
    • QSAR クラスに対応する構造クラスの定義一覧を追加しました。
    • QSAR 式詳細画面の物質一覧にソート機能を追加しました。
    • グラフのポイント選択と予測区間・信頼区間を連動させました。
    • KOWWIN™ 計算をスキップするチェックボックスを追加しました。

2019-07-25
表現上の軽微な修正(JSME エディタに関する記述を一部修正しました)。

2019-07-12
KATE2017 on NET および KATE on NET での Microsoft Edge 使用時の不具合を修正しました。
(ただし、Microsoft Edge での動作はサポートしておりません)

2019-05-24
KATE2017 on NET マニュアル正式版 (version1.0) を公開しました。

  1. KATE2017 システムの予測結果画面の説明(英文)などを一部修正しました。

2019-03-29
KATE2017 on NET マニュアル暫定版 (version0.9) を公開しました。

2019-01-30
KATE2017 on NET 正式版 (version1.0) およびマニュアル暫定版 (version0.8) を公開しました。 (検証済みブラウザ Firefox)

  1. 複数物質の予測機能を追加しました。
  2. オクタノール・水分配係数の予測に、米国環境保護庁の許諾を得て KOWWIN™ が利用可能になりました。

2018-03-29
KATE2017 on NET β 版を公開しました。 KATE2011 からの主な変更点は以下の通りです。

  1. 新機能
    • 参照物質データに新しいデータ(ミジンコ急性と魚類急性)を追加しました。
    • 参照物質データに藻類毒性とミジンコ・魚類慢性の生態毒性試験結果を追加しました。
    • 限度試験データを導入しました。表やグラフに出力され、構造 C 判定にも使用されます。
  2. QSAR モデルの更新
    • 部分構造検索方式を、 KATE2011 で使用していた FITS (Fragment Identification by Tree Structure) から、CDK (Chemistry Development Kit) を利用した SMARTS (SMiles ARbitrary Target Specification) に変更しました。
    • 化学物質の構造分類定義を改良しました。
    • オクタノール・水分配係数(log P)以外の記述子、重回帰式、活性活性相関式 (例えば、記述子としてミジンコ急性毒性値を使用し、ミジンコ慢性毒性値を予測する式)等を組み合わせた QSAR モデルの試験的導入を行いました。 (2019 年 1 月更新)
  3. 表示・操作方法の改良
    • 幾つかの新しいページ追加や、表示・操作等の改良を行いました。

2016-04-18
名称「環境リスク研究センター」を「環境リスク・健康研究センター」に変更しました。

2016-02-02
生態毒性予測システム(KATE2011)を更新しました。

  1. KATE on NET 、および KATE on PAS のマニュアルを改訂しました。
  2. 幾つかのリンクの URL を変更しました。

2016-01-22
式の詳細グラフ上のポイントをクリックして選択する機能を各種ブラウザに対応させました。
 (検証済みブラウザ: IE11, Edge, Firefox, Chrome, Safari, Opera)
 検証済みブラウザ Firefox (2019年1月更新)

2015-12-25
生態毒性予測システム(KATE2011)を更新しました。

  1. QSAR 結果に予測区間(信頼水準 95%)の追加、および式の詳細グラフの信頼区間、予測区間の修正を行いました。
  2. View result のページからリンクを削除しました。

2011-03-31
生態毒性予測システム(KATE)の更新版 KATE2011 を公開しました。

  1. バージョン管理
    • KATE の更新は年号によるバージョン管理を実施します。
  2. データの追加
    • 2009 年 3 月版公開以降に報告された参照物質および実測 log P データを追加しました。また、 ClogP を用いた QSAR 式の種類の更新も同時に行いました。
  3. QSAR モデルの更新
    • 化学物質の部分構造の分類ルールおよび部分構造の切り出しの定義を更新しました。 更に、構造 C 判定に皮膚感作性の反応性に関する部分構造の一部修正と精度向上のための部分構造を追加しました。
  4. 引用文献
    • 皮膚感作性の部分構造の引用文献:
      ENOCH, S. J.; MADDEN, J. C.; CRONIN, M. T. D. Identification of mechanisms of toxic action for skin sensitisation using a SMARTS pattern based approach. SAR and QSAR in Environmental Research, 2008, 19.5-6: 555-578. DOI 10.1080/10629360802348985.
      Avarilable from: https://doi.org/10.1080/10629360802348985
    • 生態毒性への適用の評価に関する文献:
      FURUHAMA, A.; HASUNUMA, K.; AOKI, Y.; YOSHIOKA, Y.; SHIRAISHI, H. Application of chemical reaction mechanistic domains to an ecotoxicity QSAR model, the KAshinhou Tool for Ecotoxicity (KATE). SAR and QSAR in Environmental Research, 2011, 22.5-6: 505-523. DOI 10.1080/1062936X.2011.569944.
      Avarilable from: http://doi.org/10.1080/1062936X.2011.569944

2010-09-07
よくある質問 FAQ に参考文献情報を追加しました。

    • ► 論文情報(論文ファイルへのオープンアクセスが可能です)
      FURUHAMA, A.; TOIDA, T.; NISHIKAWA, N.; AOKI, Y.; YOSHIOKA, Y.; SHIRAISHI, H. Development of an ecotoxicity QSAR model for the KAshinhou Tool for Ecotoxicity (KATE) system, March 2009 version. SAR and QSAR in Environmental Research, 2010, 21.5-6: 403-413. DOI 10.1080/1062936X.2010.501815.
      Avarilable from: http://doi.org/10.1080/1062936X.2010.501815

2009-03-16
スタンドアロン版「Kate on PAS」を公開しました。

2009-03-09
生態毒性予測システム(KATE)を更新しました 。

  1. スタンドアロン版の追加
    • 大分大学との共同研究により Windows XP および Vista 上で動作する生態毒性予測システム KATE の スタンドアロン版「KATE on PAS」を開発し、国立環境研究所の交換サーバーからダウンロード配布可能にする予定です。 概要は kate.nies.go.jp/onpas.html をご覧下さい。
  2. Web コンテンツのページの更新
    • KATE の入力画面の改編、結果表示画面をシンプル化し、操作性も向上させました。
      インターネットで公開するKATEは「KATE on NET」です。
  3. データ追加、計算アルゴリズム
    • これまで平成 18 年 12 月の環境省生態影響試験結果に基づき QSAR 式の構築を行っていましたが、 平成 20 年 3 月の環境省の生態毒性試験結果を追加し、 QSAR 式の見直しを行いました。 また、「KATE on NET」でもスタンドアロン版と同じ計算結果を得るため、部分構造の取得プログラムを 「KATE on PAS」と同一にしました(大分大学と共同研究を行い開発)。

2008-09-01
入力画面の修正、 FAQ の追加をおこないました。

2008-01-31
生態毒性予測システム(KATEver0.1)試用版の利用を開始しました。

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